改善の余地があると思って案を出すと、似たような案が既に出ていることは多い。残された資料の詳細を読むと、多くの資料と共に、「コストやリスクのわりにリターンが少ない。だから、出来ない、もしくは、やらない」と結ばれている。
出来ない理由が過分な程に語られるのに対して、「どうすれば出来るのか」が詳細に書かれている資料や意見は、滅多に見かけない。
そりゃそうだ。現状、出来るの見込みがあれば、何らかの形で改善努力がなされているだろう。見込みがないからこそ、着手しなかった理由を書いて資料に残すのだ。
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