うさヘルブログ

気持ちの整理のために開設。うさまるとデスヘルが好き。最近は、気持ちの整理とダイエット報告がメインになってきています。

墓の減少と、箱物の増加

こんばんは。

うさヘルです。

 

今日はお墓参りに行きました。墓は遠く山の中にあり、最寄りの駅からバスに揺られ、誰も利用しないだろうバス停をいくつも通過し、ようやくたどり着いたバスの降車場所からタクシーに乗り継いでやっとたどり着ける場所です。

 

山中の谷沿いを走る車の中でガタゴトと体を揺らされながら、切り立った崖に斜めに生える木々や、地面を平衡に流れる緑がかった川の流れを目で追い、切り開かれた草原を眺めるという、いつもと違った楽しさはあるのですが、その分、時間もお金もかかりました。疲労もとてもたまりました。

 

よく言えば風光明媚で自然が美しい場所ですが、正直にやはり寂れた場所でありました。その実感は、ときたま来る僕以上に、地元のタクシー運転手さん(50過ぎくらいだったと思う)も感じているようです。

 

タクシーの運転手は、むすっとしていて、無口な人だなと思いました。四角四面の強面なうえ、額にしわを寄せていたので、そんな風に思ったのだと思います。ですがそれは僕の勘違いで、とても饒舌、かつ、会話のキャッチボールができるお方でした。狭い車内で長距離の間、お客さんと接する商売なので、必要なスキルとして磨いたのか、元々持っていたものなのかはわかりませんが、立派な方でした。

 

そんな彼の話はこうです。

 

「山中、この近くに住んでいるのはお年寄りだらけ。娘息子は都会に出ていき、出先で家庭を作ってしまい、帰ってこなくなる。また、親はそんな彼らに負担をかけまいと、事前に永年供養をお寺にお願いして、娘息子世代は墓を持たないことも増えた。だから最近はお年寄り位しか墓参りに来ない。

 

最近は親世代も徐々に召されてしまって、無縁仏になる墓も多い。加えて、散らばった親戚とは疎遠になるから、一層、数が減る。このあたりもだいぶ数が減った。仕事もなくなった。そのように人口は少なくなるのに、役所は対策を立てず、高い税金をとって立派な箱物を作って満足している。観光客は見るものが少ないから、泊まらずすぐ帰ってしまう。そりゃ衰退するよ。」

 

 

彼の話は、うなずけるものでした。街並みを見てそう感じました。今日行った場所は、以前より立派な建物が増えていましたが、それに反比例して、人の通りが目に見えて減っていました。立派な建物の中は、広いスペースを少人数が使っているだけです。そこ以外の場所、町の店などはシャッターが下りたものだらけでしたし、昼時の食事処ですら混んでいません。

 

特に若い人がいませんでした。立派な建物は病院や役場、チェーン店など、お年を召された方が増えて利用者の増加が見込めるからこそ増やした、という感じです。元からある程度の元本を持っている医者や、役人、会社だからこそ、そんな施設を立てれたのだろうな、とも思いました。

 

タクシーの運転手さんが話す、ものさびしい話に引きずられてか、帰ってきてからも気分はナーバスでした。暗鬱たる気持ちと言いますか、いつも以上に疲れ切っていました。まとめて多少すっきりしましたが、大分疲れました。だから、今日は過去の振り返りはやりません。

 

運動はジムがお休みなのでしませんでしたから、食事だけまとめて終わりです。

 

ダイエット報告日記

体重:???kg

運動:なし

食事:三食

 ◇朝:サラダ、炊き込みご飯、味噌汁

 ◇昼:ドリア、サラダ、スープ

 ◇夜:サラダ、味噌汁、炊き込みご飯、焼き豚

 ◆間:チョコ数個、スムージー

 

本当に疲れたので何もしないでお休みです。

 

それではまた。

明日がいい一日でありますように。

2017/04/21