普通に近づく。
なんだかんだと過ごしていたらもう三か月が過ぎている。
以前の自分よりだいぶ成長できている気がする。ようやくほかの人が普通にやっていることができるようになったという事だろうか。そうだといいのだけれど。
怖いと感じてもとりあえず挑戦するようにした。前向きになって、いろいろなことに手を出すようになった。失敗しても死ぬわけじゃない。恐ろしいものはたくさんあるが、それはそれとしてやってみようと思えるようになった。
自分のしたことを振り返るようにした。間違えた時にも見直して悪い部分を考えるようになった。窮地に立ったと感じるとカッとなって、他人から見下されていると感じる自分がいると気が付けたし、自分は考え出すと堂々巡りするタイプだと気が付いた。毎日書いている文章を見直すと、本当にそれがよくわかる。一つのことにこだわりすぎるのだ。
いろいろと成長できた分、様々な部分でより臆病になった。できていたのに、できなくなったこともある。気が付かなかったからこそ出来ることもあるのだと、心底思った。
物事に取り組む直前までずっと悩む癖は変わらないし、取り組んだ後、ああすればよかったこうすればよかったと思い悩む癖も変わらない。ほかの人と向かい合った時、素直に気持ちを出すことも苦手な性質も残っている。メールやラインを送る前にひどく悩む癖も健在だ。
思うに、真剣に向き合う、ということが苦手なのだ。真剣に向き合って、失敗したときに傷つくのが怖い。だからおちゃらけてごまかす。真剣でなかったと言い張る。まじめになど取り組んでいないだけで、本当の自分は、もっとできるはずだといってひきこもる。
自分に対しても、他人に対しても、理想が高すぎる。とにかく自分を甘く見積もり、他人に高く望む癖がある。自分の足りない部分を埋めていけば、自分の長所となる部分を伸ばしてゆけば、この醜さは失せてくれるのだろうか。
リミットまであと少し。やれることをやって出来ることを増やしていこう。
2017/06/05