安物のプラスチック眼鏡にご用心

安物の眼鏡を買ったらその日のうちに壊れた。眼鏡を着脱する際に接合部分がが固いのでいじくっていたら、ぽきりと根元の部分が折れたのだ。とてもがっかりした。

今回買った眼鏡はほとんどがプラスチックで、つると本体をつなげている部分のみが金属だ。金属の接合部は、金属と金属がねじで固定されており、プレートがプラスチックに接着剤でくっついていた。そのため元々、その接着部分の耐久力が弱く、外側に曲げすぎると壊れてしまうという欠点があるらしい。今回は、多少いじくった程度で壊れてしまう位の接着でしかなかったという事か。

幸いにも眼鏡屋にいって事情を話すと新しい別の物と交換してもらえた。買ったその日に壊した眼鏡を見た若い店員さんは、驚いた顔を見せると、少々お待ちくださいと言って、どたばたと店内を駆け回り、対応してくれた。とてもありがたい。帰る際に、店員さんの責任ではないだろうに、とても申し訳なさそうに何度も頭を下げるので、こちらこそひどく申し訳ない気分になった。

安いものには安いなりの理由がある。次に買うときは、多少値が張っても、本体から蔓の先までチタンなどの金属でできているものを買おうと思う。鼻の部分が丸みを帯びたプラスチックだと湿気のない時に皮膚を傷めないので楽でいいのだけれど、残念だ。