うさヘルブログ

気持ちの整理のために開設。うさまるとデスヘルが好き。最近は、気持ちの整理とダイエット報告がメインになってきています。

掃除をして気分を切り替えたい

昨夜眠れなかったで、今朝は早朝から大掃除を始めた。遮光カーテンを開けると、陽光が透明な窓から飛び込んだ。晴れ晴れとしたいい天気だ。頭の方は徹夜したとき特有の鈍さがあるが、お日様の光に当たりながら動いていれば直るだろうと感じられた。

 

体にかかっているタオルケットと腹の上にのっかった枕をどけると、起き上がって窓を開ける。季節は夏に差し掛かろうとしているが、外は早朝のためか涼しく、部屋の中より快適なほどだ。表は開けている場所であるためか、部屋よりも湿度と臭気が薄い。エアコンをつけるのが馬鹿らしいと思えた。

 

外の空気を肺の中に取り込んでから気持ちを切り替え、片足を軸にくるりと反転すると平たくなった布団のカバーを外して窓枠にかける。外側に出た布団の部分には、日の光がまんべんなく当たっている。一時間ほどたった後、外と内をひっくり返し、もう一時間ほども干せば、布団の柔らかさを取り戻してくれるだろう。

 

次は掛け布団と毛布だ。今や枕代わりになっているそれらを抱えてベランダに向かうと、それぞれ軽くはたいた後、布団をベランダの際、布団を物干しざおにひっさげる。飛ばないように洗濯ばさみで抑えた後、布団たたきを大きく振りかぶって何度かぶったたいた。

 

一叩きするごとに細かい粒子が飛び散る。光に当たり宙を舞う粒子は奇麗だと思えたが、これがダニの死骸や埃だと思うと、途端に気持ち悪く思う。少しでもきれいにしようと、舞い飛ぶ粒子が少なくなるまでたたいて、布団たたきをその辺に立てかけると、部屋の中に戻った。

 

いつもならあとは掃除機をかけて終わりだ。けれど、今日は少し予定を変えた。戻る足で台所から半透明なゴミ袋を手にすると、部屋の端においてあるぬいぐるみを手にする。今日は、これのダニも退治する。

 

小さなぬいぐるみを数個まとめて透明な袋に入れる。続けて、大きめのぬいぐるみも透明な袋に入れた。袋は十分に大きく、小さめのぬいぐるみを複数個入れたり、大きめのぬいぐるみを入れても余裕がある大きさのものだ。

 

ぬいぐるみが入った五つの袋を持って、再び物干しざおに向かう。腕に抱えた袋をフローリングの床におろすと、ひとつずつぬいぐるみが入った袋の端を物干しざおに結び付けていく。こうしておくと、太陽の光による熱が中にこもり、ダニを退治できるらしい。次々と同じように、それらを物干しざおに結びつける。

 

そうして出来上がったものを眺めると、透明な袋に包まれたぬいぐるみがちょっと不気味だった。まあいい。これで気分も変わるだろう。

 

 

 

と思って三時間後ぬいぐるみを取り込んだら、すごく石油臭かった。材料を見ると、ポリエステル100%。ああ、それは熱で臭くなるわけだ。手間のわりに思っていた匂いがしなかったので、ちょっとがっかり。いつものようにブラッシングで終わらせておけばよかった。

 

とどめとばかりに、干した布団はちょっと変なにおいが引っ付いていた。砂っぽい感じがする。風で近くの砂埃がかかったのだろうか? 苦労した割にどちらも失敗で、すごく残念な気分だ。

 

調子が悪い時は、やることなすこと裏目に出るもんだな。