うさヘルブログ

気持ちの整理のために開設。うさまるとデスヘルが好き。最近は、気持ちの整理とダイエット報告がメインになってきています。

思い立ったが吉日。熊野参拝へ向かうことに

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時空の旅人という雑誌が、熊野古道の特集をやっていた。

かねてから行きたいと思っていた場所。

ここで出会ったのも何かの縁だと思い、雑誌を購入した。

昨日のことだ。

 

そして明日、紀伊勝浦に足を運ぶ。

 

昨日行った旅行代理店で、今週すぐに出発したいと無茶を言った。店員さんは少しあきれた様子だったが、きちんと職務をはたしてくれた。ありがたいと思う。

 

予約したのが突然なので、何の用意もない。だから今日は装備を整えるのに奔走した。

 

夏の山道を歩くので、日に焼けないよう、それでいて熱中症にならないように、薄手の長袖長ズボンと帽子を買った。虫よけスプレーがあれば、害虫も防げるだろう。これで心配しないといけないのは、頭上から降ってくる蛭と、足元から這い寄る蛇くらいだろうか。いないことを純粋に祈ろう。

 

山道を歩くように靴と靴下を買った。専門の店に行き、熊野古道を歩きたいのです、というと、店員さんが嬉々としてモノを選んでくれた。山を登ることが好きなのだろうと感じた。ひどく羨ましい、と思った。夢中になれるものがあるのが、本当に羨ましい。

 

今回僕が歩くのは、中路地の発心門王子から熊野本宮大社までの8km程。初心者のお試しコースだ。ちなみに、店員さんはもっと前の地点から、24キロを丸一日使って歩いたことがあるという。足が前に動かなくなって死ぬかと思った、といっておどけて笑っていたが、声のトーンがマジだった。相当きつかったに違いない。

 

実は今回、白浜から勝浦まで歩こうかしらと、戯けたことを考えていた。直線距離で見積もっても、軽くフルマラソンを超える距離がある山道を軽装かつ、弛んだ体で横断しようとしていたのだ。自殺行為以外の何物でもない。

 

土地柄、死んだら荼毘に付して、骨を那智の浜から補陀落渡海でもさせてくれ、などという冗談を考えていた訳だが、危うく極楽浄土どころか、根の国に行くところだった。

 

さて、明日は紀伊勝浦。陸の孤島だ。新幹線はなく、白浜と違って空港もない。大阪、愛知のどちらから向かっても長い間、電車に揺られなければならない。今回都合により大阪側から行くので、大体四時間は特急列車に乗っていることになる。だから今日はもう寝よう。

 

おやすみなさい。

今日も楽しい一日でした。