紋章
紋章は欧州のお貴族様の家に掲げられている。日本的に言うと家紋だろう。
紋章は元々、中世の戦場で個人の識別を目的として作られたもの。だからだろう、面白いことに紋章を持つもの同士が結婚すると、両者の紋章が合体する。
家の格が高い方をベースに、格が低い方の絵柄の一部が取り込まれる。それを繰り返した結果、一つの紋章に様々な動物や植物が登場し、その結果、英国王室の紋章のように雑多に混ざったものになったりするとか。
これ、今だから一目でわかるけど、当時戦場で見分けられたんですかね。
イングランドを象徴するライオンとスコットランドを象徴するユニコーンが盾を支えている。 イギリスの古くからの伝説では、ユニコーンはとても危険な獣のため、この国章では鎖でつながれている。 盾の中に2組配された金色の獅子3頭はイングランド王室紋章、金の地に赤い獅子はスコットランドの紋章、竪琴はアイルランドの紋章である。
Wikipediaより
英国王室の複雑さはないにしろ、たくさんのシンボルを刻まれた紋章が馬の上でガチャガチャ動いてたら、見分けられないような気がするなぁ。騎士の捕虜身代金を請求する際の身分確認が主だったのかな。
睡眠薬に頼りきり
実家への長居で睡眠薬が切れてしまった。なんとも不覚だ。夜、きちんと寝れていない。
その影響だろうか、最近昼頃になると、ふっ、と体が動かなくなる。ひどい倦怠感に教われてそのまま寝入る。困ったものだ。
けれど夜になって床に入り、寝ようと横になっていると、耳鳴りがする。キーンと甲高い音が常に、頭のなかで響いていてうるさい。
おかげでいっそう眠れない。
まだ睡眠薬に頼らないと眠れない体なのか。ちょっとショックだ。ああ、早く自分の家に帰りたい。