うさヘルブログ

気持ちの整理のために開設。うさまるとデスヘルが好き。最近は、気持ちの整理とダイエット報告がメインになってきています。

物語を作るために、「設定」を作りこむ

近未来の小説を書いていたのだが、物語を書いているとどうしても破綻する部分が出てくる。国の成り立ち、思想の変遷、科学、宗教学、政治、経済、軍事、語学、民俗学、文化人類学、心理学とあらゆる分野の知識と、何より想像力が足りなすぎる。

 

致命的なのがキャラの気持ちを想像しきれない部分だ。前述の知識不足から背景を練れていない状態で書きだすからか、気が付くと主観目線のものから、作者がみた三人称視点の客観的なお話になってしまう。これでは単なる事実の羅列だ。

 

『今日は、学校に行って、放課後、部活をして、かえってゲームをして寝ました。楽しかったです。』みたいな形だ。昔の僕の日記によく似ている。

 

ブログなどで自分の気持ちを書くのにも大分苦労しているが、それはまだ楽な方だったのだと気が付いた。人の気持ちを想像することの、なんと難しいことか。

 

以前書いていた二次創作の物語は、そのあたりのキャラの気持ちがきちんとかけていた。登場させたキャラのイメージを崩したくなかったため、何度もゲームの文章を読み直して、ほかの二次創作を読んで、基本となるキャラの性格と設定を把握していたためだと思う。

 

また、舞台設定もほかの作品から引っ張ってきたものだ。その舞台は、ゲームの連作で何度も舞台設定が語られているので、こちらも大本も部分は把握できている。

 

つまり、キャラの性格をきちんとつかみ、舞台設定を練っていれば、今の僕でもかけたということだ。ということは、舞台設定の練りと、キャラの性格、性質把握が甘いから、筆が進まず物語が破綻してしまうということか。

 

キャラ数を減らして、設定を深く考えることに時間を割いてみよう。加えて、自分に似た性格のキャラクターの主観で書くことをやってみよう。イメージとしては、京極堂シリーズの関口君。なんとも陰鬱なものになりそうだ。

 

現在のところ、近未来や現代を舞台にするよりも、ファンタジー世界の方が物語のプロットが書きやすい。自分で一から設定を練れる分、キャラクターになり切ったり舞台設定を区切ったりするのが楽なのだと思う。

 

ハイファンタジーの物語を作るために、TRPGのオフセに参加してみようと思う。料理などの講座も参加を検討中。やることがたくさんある。久々に頭を酷使する毎日になりそうだ。

 

2017/05/25