キャラに命を吹き込むために
久しぶりに人工知能の本を買った。三宅陽一郎の著作「人工知能の作り方」という本田。中身を熟読していないが、さらりと目を通しただけでも、本を読んでいて「これだ」、と思う項目があった。
本書はスクウェア・エニックスのAI技術者である三宅陽一郎氏がどのようにしてテレビゲームの人工知能を作り上げたのかについて書いてある本だ。彼は本書を通して、どうすれば命のない人工知能が、生き物のよう振舞ってくれるのかについて書いている。
如何にすれば、命ない存在である物語のキャラクターを、生きているかのように見せることができるのか。それを学ぶことができそうな気がする。今、僕はキャラづくりの段階で手詰まっている。キャラの設定に対して、区切りを自分で決めきれないが故だと思う。気が付くと、どこまでも広がっていってしまう。
どの程度で止めるべきなのか。本書を読んで、そのヒントを得たい。